レジデント?アシスタント(RA)
寮や宿舎では、既に1年間の寮生活を経験した先輩がレジデント?アシスタント(RA)としてともに生活します。RAは、居住者の生活が快適になるように行動し、居住者同士のコミュニケーションが活発に行われるような環境づくりをサポートします。

RAの主な役割
RAは居住者同士が快適に生活できるよう、必要に応じてサポートします。例えば、ルームメイトとの間でトラブルが生じた場合、RAは居住者同士が話し合うための場を設定したり、必要な情報を提供するなどしてトラブルの解決をサポートします。あくまでも居住者同士が直接コミュニケーションを取りながら生活していくためのサポートをするのが本学RAの役割です。
その他にも居住者向け(学生の約9割が学内に居住)にイベントを開催し、居住者同士の交流のきっかけを提供しています。
※居住者へ向けたアンケートで「RAが開催したイベントや日ごろの活動が居住者同士のコミュニティ形成を促進していると思いますか?」という問いに対し、本学学生の88%が「そう思う」と回答。
主な活動内容
- コミュニティづくりのための交流イベントの企画?実施
- RA面談(学部新入生、交換留学生との面談)
- 学生寮?学生宿舎会議の開催
- 学部新入生?交換留学生チェックイン業務、生活相談及び指導等
- バストリップ添乗(本学では秋田県内の景勝地を回るバストリップを年6回開催しています。RAはコミュニティ形成の一環として、バストリップのサポートを行っています。)
- 災害時緊急対応
RAの年間の流れ
12月上旬 | RA募集?選考 → 決定 |
1月~2月中旬/3月下旬 | RAトレーニング 約30時間のトレーニングを受け、RA同士の関係性を構築したり、RAとして活動していくうえでの基礎となる知識や考え方の土台を身につけます。 |
4月初旬 | 学部新入生?交換留学生チェックイン |
4月中旬 | 学生寮?学生宿舎会議 |
4月下旬 | バストリップ添乗 |
4月下旬 | 夜間避難訓練 |
5月 | RA面談(学部新入生?交換留学生) RAが学部新入生?交換留学生全員と面談を行います。生活の様子などをヒアリングし、必要な情報を提供したり、先輩学生としてのアドバイスをします。 |
6月下旬 | バストリップ添乗 |
7月上旬 | RA追加募集?選考 → 決定 |
8月下旬 | RAトレーニング |
8月下旬 | 学部新入生?交換留学生チェックイン |
9月中旬 | 学生寮?学生宿舎会議 |
9月下旬 | バストリップ添乗 |
9月下旬 | 夜間避難訓練 |
9月下旬~10月上旬 | RA面談(交換留学生) |
10月中旬~下旬 | RA面談(学部新入生) |
10月下旬 | バストリップ添乗 |


学生の声?インタビュー
コミュニティ形成において意識していること
私はこれまで同じコミュニティにいることの心地よさや、AIUに来て勇気を出して違うコミュニティに飛び込むことも経験しているため、心地よさと挑戦の双方を大切にしています。新たなことにチャレンジする時もAIUコミュニティの心地よさが背中を押してくれる、そんな空間づくりを目指しています。
居住者と接する上で心掛けていること
私は居住者と接する場面において、自分がRAとしてだけでなく、学生のひとりとしても認識してもらえるよう他の学生と向き合うようにしています。私との出会いが、学生にとっての相談しやすい、話しやすい友達、先輩ができた感覚に近いものになればいいと思っています。
船橋いずみ(2023年入学)

RA関連の主なイベント




オリエンテーション期間中に学部新入生、交換留学生、在学生を対象としたウェルカムイベントを実施します。


この会議ではRAが居住者に対して学内住居に関するルールの確認を行い、居住者同士が各部屋のルールについて話し合う時間を提供します。


全学生を対象に定期的にお茶会「お茶っこ」を開催しています。このようなイベントを通して、居住者同士が気軽に交流できる空間をつくっています。
※「お茶っこ」とは東北地方の言葉で、仲間同士で集まって、お茶を飲んだり、会話を楽しんだりする文化のことをさします。


定期的にRAオフィスアワーを実施しています。居住者は慣れない寮生活の中でも必要に応じてRAに相談しながら生活を送ることができます。