私のオススメ授業紹介：マーケティング原理（山田大青さん）

こんにちは。2022年入学の山田大青です。一歩寮を出たら誰かがいる、という小さな大学ゆえの交流がAIUの気に入っているところです。今回はマーケティングの授業について紹介します。

履修理由

マーケティングについて、初歩的なところから学べるということでこの授業を履修しました。マーケティングで大切な基本的な概念などを一通り学べること、グループワークなどを通して知識を活かせる機会があることなど、自主的な学びにもつながると感じました。

授業の概要

この授業はマーケティングの基礎を勉強するクラスで、ビジネスの予備知識がない方でも履修できます。先生の説明を自分なりに理解し、グループプレゼンテーションやテストに向けてアウトプットの準備をします。先生の内容を理解したうえで自分でアウトプットをして、講義の内容を吸収する意欲が大切だと感じます。先生はとてもやさしく、いつでも悩みを聞いてくれたり質問に答えてくれるので、1人で置いて行かれるという心配はありません。プレゼンテーションでは、グループでどんな商品やサービスを売り出したいかを考え、プロモーションの仕組みを考えます。市販の商品などを参考にしながら自分たちで具体的な案を出すプロセスはとても実践的で印象に残っています。AIUでマーケティングの基礎を学び、留学先でレベルの高い授業を受けたいと考えている学生にとっては、とてもいいスタート地点になると思います。

授業を履修した感想

授業を履修したことで、日常生活における視点が変わった気がします。自分がマーケターになったつもりで、「どのように商品やサービスを売り出せば人気が出るのか」「なぜこの商品はヒットしたのか」などを考えるようになりました。特に買い物をする時、商品自体はもちろん、ブランドイメージやロゴなども消費者の購買意欲をそそる大きな要因となるため、以前よりも細かくチェックするようになりました。

私は、マーケティングの面白さを実感すると同時にその難しさも感じました。入念に作りこんだプロモーションも時として成功せず、思いがけない偶然が大きな反響を呼ぶことがあります。原則に則った路線でプロモーションを進めるべきか、いわゆる「バズ」ることに挑戦するのか、などを考えることもたくさんあるので、その複雑さを実感しました。

さらに、AIUの授業では当たり前なのですが、外国人の教員から英語で学ぶということも新鮮でした。「この用語は日本語ではなんて言うんだろう」という疑問や「外国でも同じようなマーケティングの手法が取られているのか」などを考えるようになりました。私は、その疑問を解決するために、留学先のリーズ大学（イギリス）で国際マーケティングの授業を履修しました。このように、基礎科目であるからこそ学ぶことは多く、とても興味深い授業でした。おすすめします！