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日本舞踊部が「能舞台交流会(浴衣ざらい)」を開催しました

7月13日(日)、秋田市民族芸能伝承館で本学公認団体の日本舞踊部が「能舞台交流会(浴衣ざらい)」を開催しました。日本舞踊部は多くの短期留学生を交えながら、今学期はおよそ15名で活動をしました。学期ごとに1回は発表会を行い、今学期は5月に国際教養大学Suda Hall(多目的ホール)で行われたTEDxAkitaIntlUでも踊りを披露しています。今回の能舞台交流会は、日本舞踊を教えてくださる坂東流の先生方の門下生の方々との交流を深め、切磋琢磨することを目的に初めて学外で催したものです。

当日は約30名の来場者の前で「さくらさくら」「屋敷娘」「富士」など、全部で7つの演目を披露しました。

出演者一同で記念撮影

日本舞踊部の部員は全員、日本舞踊の経験がほとんどなく、留学生と一緒に週1回の稽古に集中して取り組みました。1つ1つを丁寧に、日本舞踊のリズムで踊ることは大変難しく、各演目ごとのグループに分かれ、自主練習を行って完成させました。当日の能舞台での発表は大変貴重なもので、足拍子の独特な音も含めて通常の舞台と異なる雰囲気の中、会場全体が劇場となったかのように一体感のあるイベントとなりました。
来場者からは「さまざまな踊りを見ることができてよかった」「またぜひ観たい」「体育で教わることができたら良かったのに」といった感想が聞かれました。

部員の様子
部員にとってはまさに檜舞台となりました
留学生の様子
留学生2名による堂々たる演技
演技の様子
富士山の雄大さを讃えた演目「富士」の演技
小道具を使った演技の様子
小道具に和傘を使った演目にも挑戦しました

能舞台交流会に参加した短期留学生よりコメントが寄せられました。

WYATTさん(アメリカ合衆国)
私が日本舞踊部に入ったのは2024年の秋学期の途中からと遅かったのですが、日本舞踊部での活動は素晴らしいものでした。日本語と日本文化について多くのことを学び、Suda Hallや伝統的な能舞台で踊ることもできました。このクラブで過ごした時間は忘れられない記憶になりました。
※実際のコメントは英語ですが、ここでは意訳した日本語を掲載しています。

SHYLAさん(カナダ)
日本舞踊部で過ごした時間は、AIUで過ごした中でも最高のものでした。一生の宝物になるような大切な友人と素晴らしい思い出をたくさん作ることができました。一生懸命に練習した成果を友人たちの前で披露できたこと、そして本物の能舞台で舞うことができたこと、これほど誇らしいことはありません。学んだことを母国に持ち帰り、これからも日本舞踊の稽古に励みたいと思います。
※実際のコメントは英語ですが、ここでは意訳した日本語を掲載しています。

日本舞踊部からのメッセージ

日本舞踊部は坂東流の先生方をお招きして、学部生、院生、留学生が一緒に踊りを習い、日本文化を学んでいます。活動を通して、皆さんにも日本舞踊の魅力をお伝えできたら嬉しいです。今年の12月にはコロナ禍で中止していた舞踊会を再び開催する予定です。会場でお会いできることを楽しみにしております!